ライラの冒険

ファンタジー大作。
予告スポットも大量投下されてて初めてTSUTAYAでポスター観たときはナルニア国物語の第2作目だと思いました。
でもなんかよくよくチェックしてみると全然関係ないお話しのよう。
リアルな動物キャラクターや彼らが普通にお喋りすると言うところが凄く似ていると思うんですが、ま、子供向けファンタジーと言えばほとんどがそうなってますよね、よく考えたら。


超絶リアルなCGはロード・オブ・ザ・リングを手がけたニューラインシネマ。
あれからさらに進化したCG技術はもうちょっとヤバイくらい凄いことになってました。
特に今回は毛皮を持つ動物のキャラクターが多く登場したんですが、まったく持って違和感なし。
唯一一瞬パースが狂ったように見えたシーン*1もありましたがほぼ完璧。CG技術ここまできたかと。


ただ映画の物語としての部分は原作モノにありがちなストーリーを追うので精一杯な感じかな。
とりあえず始まった瞬間にこの三部作の第一部であることを告げられて、終盤「え、ここで終わるの!?」って終わり方。


ダイモン*2という設定の面白さ(でもこれは原作の凄さ)と主人公の女の子のかわいらしさと凛々しさ・逞しさは素晴らしかったです。
僕もダイモン欲しいー*3


つーかダイモンって本人が殺されたら消えちゃうんだけど、生まれるときはどうやって生まれてくるんだろう。
父親と母親のダイモン同志の子供として同じように生まれてくるのかな。原作読んだら分かるんだろうか。


ちなみにアドレス不備とかでサーバーから跳ね返ってくるメールってmailer daemonから返ってきますよね。daemonって守護者って意味でdemonとは違うのだよって昔習った気がする。。。って映画観ながらずっと気になってて帰って調べてそうだったんですっきりしました。

黄金の羅針盤〈上〉 ライラの冒険

黄金の羅針盤〈上〉 ライラの冒険

黄金の羅針盤〈下〉 ライラの冒険 (新潮文庫)

黄金の羅針盤〈下〉 ライラの冒険 (新潮文庫)



(目指せ100作鑑賞☆29作目)

*1:ニコールキッドマンの腕に金色サルが登るところ

*2:daemon.この物語の世界では人々は自分の魂をその体内ではなく、ダイモンと呼ばれる小妖精の中に宿している。ダイモンは様々な動物の姿をしているが、何故か子供のダイモンだけその姿を自在に変えることができる。

*3:ダイモン占いではトラだったよ。