ブラブラバンバン
「スウィングガールズ」とか「うた魂♪」とか「リンダリンダリンダ」とか高校生が音楽に打ち込む話ってどれも大好きなんで、この吹奏楽部を舞台にした映画も凄く楽しみにしてたんだけど、最初の10分で「あれ?」って感じで失速、そして失笑。うーん、僕にとってはダメ映画。
何がやりたいのか、描きたいのかがさっぱり分かんない。
ギャグもエロスもシリアスも恋も青春もなにもかもが中途半端。
一番最初に主人公の男の子を振る役で出てくるアッキーナのキャスティングは良かった。
よくいる可愛くて残酷な女の子になってた。
主役の安良城紅は雰囲気あったしセクシーで良かったけど、彼女が演じる女の子の葛藤とかいまいち映画として表現し切れてなかったんじゃないかな−。
もったいないなー。
ただ彼女が指揮をしながら吹奏楽の演奏に合わせて歌う歌はとても良かった。それだけがこの映画の救い。
原作はマンガのようで、きっとマンガで読めば面白いのでしょう。
- 作者: 柏木ハルコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1999/11
- メディア: コミック
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(2009年映画鑑賞2作目)