崖の下のポニョ

ネットでの前評判が異常に高くて非常に楽しみにしてました。
たけくまメモとかでも大絶賛だし。

宮崎アニメ独特の色やキャラのかわいらしさ、そして動き。
いちいち素晴らしい。

しかもトトロ以来じゃないかって思うほどのポニョ(魚)*1のキャラクターとしての造詣のレベルの高さ。

あとね、なにしろ凄いと思うのはキャラの台詞。
宮崎作品では必ずその作品とキャラクターを象徴する名台詞、耳に、心に残る台詞が登場するんですが、今回もあります。

「ポニョ、そーすけ、だーいすき!」がそれ。

いやなんか超シンプルな台詞だけどグッと来ますよ。印象深い。
街を歩く小学生の集団が大声で言ってたのを聞いたし、セリフ・オブ・イヤー間違いないんじゃないでしょうか。


スターウォーズ(つーかジョージ・ルーカス作品)にしてもそうだし、宮崎作品にしてもそうだし、はっきり言ってストーリーは二の次です。ストーリーのこと言い出したら難癖はいくらでも付けれるんですが、そんなのどうでも良くなる圧倒的な画の力。これを映画館の大きなスクリーンで見ることに価値があるし、小さな子供には(大人にだって)ちゃんとした整合性のある深いストーリーなんかよりもその画の力で何倍もの深いダメージを与えることができると思う。

観てよかった。
まだ宮崎アニメの新作をもっともっと観たい。


崖の上のポニョ

崖の上のポニョ

崖の上のポニョ 徳間アニメ絵本30

崖の上のポニョ 徳間アニメ絵本30

(目指せ100作鑑賞☆36作目)

*1:ポニョは魚・半魚人・人間の三形態にチェンジします。マクロス