マーズ・アタック!

ずっと見たいと思ってたティム・バートン作品。
もっとホットなギャグ満載かと思ってたけど、意外とクールでシニカルなブラックジョーク満載の映画でした。
アメリカで酷評されたというのもよく分かる気がします。

人間の狂気の部分を極端にデフォルメされた人間が一杯出てきてどんどん火星人に殺されていって、優しさとか弱さとか持ってる人達*1が助かる。スピルバーグの映画*2と一緒ですね。


気持ち悪いけどどこかカワイらしいキモカワ宇宙人をいっぱい動かして、嫌な大人をいっぱい殺して、変なミュータントとかいっぱい作ってティム・バートンは相当楽しかったんじゃないでしょうか。


音楽も良い感じにパロディーな感じで荘厳で良かった。


マーズ・アタック! [DVD]

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*1:優しさや弱さもデフォルメされてるからちょっとキチガイに見えちゃう

*2:悪い大人達はどんどん死んでも(恐竜にがっぷり食べられたり)子供とかは死なないよね。